予期せぬ雨で思わぬトラブル
近年突然のゲリラ豪雨などで予期せぬ洪水などにあってしまい、クルマが水没してしまうというケースが増えています。
数十年に一度の大雨といった言葉もニュースなどでよく聞くようになっていますので、いつ何時クルマを水没させてしまうトラブルにあうかわかりません。
しかし、水没車はどうしたらいいのかとわからない人も多いと思います。
水没車イコールすぐにクルマを廃車にしないといけないのかというと実はそうでもないのです。
整備をする
一度水没してしまうとやはりクルマのコンディションは悪くなってしまう傾向にありますが、きちんと整備してあげれば普通に利用することができます。
ただ水没車になってしまうと、どうしてもきれいに乾かすことができなかった部分がでてきてしまうので、思わぬところが”さび”てしまう可能性があります。
また水が入ってしまってエンジンがかからなくなってしまった場合も注意が必要で、すぐにエンジンをかけてしまうと大きな故障の原因にもなってしまいます。
水が入ってエンジンがかからなくなってしまった場合では、修理工場にもちこんでオイル周りをすべて交換してもらうようにしましょう。
エンジンもきちんと調整してもらう必要があります。なぜならオイルに水が混じってしまっていたりするとうまくガソリンを燃焼させることができなかったりして、エンジンがかからないだけでなくオーバーヒートなど思わぬトラブルが発生してしまう可能性があるからです。
また水没車は洪水の汚い水に浸かってしまった関係で、きれいに掃除をしたとしても変な臭いが染み付いてしまってなかなか臭いがとらないといったトラブルもあります。
水没車になってしまったら、まずはきちんと整備をしてもらうようにしましょう。
保険で代替する
任意保険では全損扱いになって保険金が降りる可能性もあるので、クルマを廃車にして買い替えてしまうというのも一つの方法です。
クルマを売る
その他にも水没車でも買い取ってくれるという中古車店などもあるので、クルマを廃車にする前に確認してみるとよいでしょう。
事故車買取専門店であれば”自分が思っていた以上の価格”になるケースも少なくありません。
あわてないで自分に最適なケースを検討しましょう