「安心と愉しさが際立つスポーツセダン」として輝き続ける為に「走り」「質感」「安全性能」を強化

今回のビッグマイナーチェンジでは、WRXシリーズの血統を受け継ぎつつ、その価値をさらに追求することで「安心と愉しさ」を際立たせることを狙った3つのテーマがあります。

さらに高い次元のハンドリング性能を身に着けたWRX STIを徹底的に紹介していきたいと思います。

走りの質感をさらに高めたWRX STIは圧倒的なパフォーマンスをいちだんと強化

  1. サスペンションの改良によるハンドリング性能とフラットライドの両立。
  2. 新開発19インチタイヤによる限界性能の向上。
  3. マルチモードDCCD刷新による回頭性能の向上。
  4. ブレーキ性能の進化

性能の別格感が伝わる外観。走りの気分が高揚する内装・実用性を進化

  1. 性能の別格感が伝わるエクステリアへ刷新。
  2. スポーティな気分を高揚させるインテリア。
  3. 機能性と快適性を追求した新開発レカロシートの設定。
  4. インフォテイメントの進化。
  5. セダンとしての使い勝手の向上。

より高度な運転支援技術により世界最高水準の「安心と安全」を提供できるクルマに

  1. 明瞭な夜間視界を提供し安全なドライブをサポートするステアリング連動ヘッドランプの設定。
  2. スバル車初となる出会い頭の事故防止に貢献するフロントビューモニターの設定。

究極な走りの進化

スバル車で走りのフラッグシップであるWRXシリーズ。

今回のビッグマイナーチェンジではさらに走りを磨き上げ、究極な進化を実現しています。

木本壱成木本壱成

さすが国内外で人気のあるWRXシリーズ。話題の映画でも登場していますよ。

ハンドリング性能とフラットライドの両立

ダンパー、スプリング、スタビライザーのセッティングの最適化により、さらに優れたハンドリングとフラットな乗り心地を両立しました。



【フロントサスペンション】

フロントコイルはバネ定数を最適化し、フロントストラットは減衰力を最適化(ビルシュタイン製ダンパーは除く)しています。



【リヤサスペンション】

リヤコイルのバネ定数を最適化。リヤショックアブソーバーは減衰力を最適化(ビルシュタイン製ダンパーは除く)しています。また、リヤスタビライザーの径を従来の20㎜から19㎜に変更しています。

新開発の19インチタイヤ&ホイールを採用し、俊敏なハンドリングと高い限界性能を実現

新開発の19インチアルミホイールと245/35R19タイヤが採用されています。

グリップ性能の向上とタイヤの低扁平化により、コーナリングの限界性能を高め、優れた初期応答性を実現。

意のままにクルマを操る安心感と愉しさが高まりました。

従来の18インチタイヤに対してハンドリング性能とブレーキ性能が大幅に向上しており、優れたグリップ性能を保持しながら、ノイズや転がり抵抗は従来通りの性能をキープしています。

マルチモードDCCDを刷新し、回頭性の高い素直なハンドリングを実現

圧倒的なハンドリング性能の実現のため、WRX STIのマルチモードDCCDがさらに進化しました。

シャシー性能の向上により、従来の電子制御と機械制御(トルクカム)の組み合わせから、電子制御のみの構造に変更になっています。

これにより、最適な差動制御が可能になりコーナリング初期の回頭性が向上しています。

ドライバーの思いどおりに素直に曲がるハンドリングを実現し、雪道の走行や日常のドライブでも、より安心して愉しくクルマを操れるようになりました。

ブレンボ製強化ブレーキとドリルローターを採用して、優れた耐フェード性と制動性能を実現

高い制動力と、変わらないブレーキフィーリングを確保できる耐フェード性を得るために、ブレンボ製強化ブレーキとドリルドローターを採用。

フロント、リヤともに対向ブレーキキャリパーには剛性の高いモノブロック構造になっています。

さらに放熱性や耐フェード性の高いドリルドローターと組み合わせることで、ハードな使用においても安定したブレーキングができます。

究極のエクステリア

ハイパフォーマンスと走りの愉しさをより鮮烈に表現して、スバルの走りのフラッグシップにふさわしいスタイリングを実現しています。

フロントマスクデザインの変更


【LEDヘッドランプ】

ヘッドランプはスバル車共通のデザインモチーフであるCシェイプのポジションランプをより際立たせたシャープな造形に。

さらに全車にハイ/ロー一体のバイファンクショナルプロジェクター方式のLEDヘッドランプが採用されています。

これに伴い、ランプ内のレイアウトが一新され、従来のハイビームの位置にはターンランプが配置されました。

またヘッドランプの光源をひとつにすることで、ランプの印象が強くなり、目元の表情が一段と精悍になっています。



【フロントグリル】

ヘキサゴングリルは、フレームまでブラック塗装が施されており、シャープで彫が深い造形に変更されています。さらに六連星から左右に流れるラインが追加され、ヘッドランプ内部まで続く横方向の流れを強調することでワイド感が強調されたデザインとなっています。

【フロントバンパー】

ハイパフォーマンスカーらしい力強さがさらに強調されたデザインに変更。

バンパー下部は開口部のブラックアウトを拡大することで、冷却性能が向上するとともにWRXらしい迫力と低重心感が際立っています。

究極のインテリア

シフトまわりからシートベルトに至るまで、スポーツマインドをかき立てるWRX STI専用アイテムを採用しており、さらに機能性と快適性を併せ持つ専用開発の新型レカロ社製シートを展開しています。

優れたホールド性とコンフォート機能を両立したレカロシート

レカロ社の人間工学思想に基づいて、優れたホールド性と快適性の両立を実現しました。

鞭打ち性能などの衝突安全性能については、スバルのレカロシートとして過去最高性能になっています。

また、新たにパワー調整機構を採用し、フィット感と利便性が向上しています。

専用コクピット

  • ステアリングセンターベゼル:ステアリングホイールのセンターベゼルが従来のシルバーからハイグロスブラックに変更になりました。stiのエンブレムが映えるデザインになっています。
  • 本革巻シフト&ブーツ&センターコンソール:シフトまわりのパネルが従来のシルバーからハイグロスブラックに変更。さらにセンターコンソールフロントのサイド部にはレッドステッチが施された表皮巻になっています。
  • STI専用メーターパネル:従来の赤照明+白指針の組み合わせから、白照明+赤指針に変更になりました。視認性を高めるとともにより精緻さが感じられるデザインになっています。

究極の総合安全性能

ステアリング連動LEDヘッドランプを採用して、夜間の視界性能が高まりました

カーブや交差点で、ステアリング操作に合わせてヘッドランプ光軸を左右に動かすことで車両の進行方向を照射します。

ステアリングの操作角と車速信号を連動させて制御することで、照射範囲と光軸を動かすタイミングを最適化し、夜間の視認性を向上させています。

また、ハイビームとロービームをひとつのユニットに収めているので、ハイビーム時でも作動します。

左右が見えない交差点での接近車両の有無が確認できるフロントビューモニター

フロントグリル内の六連星エンブレムの下にカメラを搭載しており、カメラの映像をマルチファンクションディスプレイに映してドライバーの前方確認をサポートします。

  1. 左右が確認しづらい交差点での接近車両の有無が確認でき、視界の悪い交差点などでの出会い頭の事故を防止します。
  2. 狭い駐車場などで、壁などの障害物との距離が確認できるので安心です。
木本壱成木本壱成

歴代のWRX STIの中でも最強で最高なクルマに仕上がっています。