保証延長プランのメリットって何?
保証延長プランはユーザー、ディーラー双方に大きなメリットがあります。
そのメリットが何なのか考えていきましょう。
*保証延長の内容はディーラーによって異なります。今回の記事は参照ということでご了承ください。
ユーザーのメリット
- わずかな負担で万が一のトラブルに備えられ、安心感を得られる。
- 旅行先など、全国のディーラーでサービスを受けられる。
- 不意の出費が大部分カバーされるため、メンテナンス全体に掛ける費用が予定しやすくなる。
ディーラーのメリット
- ユーザーとの修理に関するトラブルを軽減し、CS(お客様満足度)の向上。
- 車検・定期点検の入庫が促進できる。
- 次回車検までのユーザーとのコミュニケーションツールになる。
ユーザーの疑問をQ&A方式で検証してみましょう
【疑問➀】
”保証延長”が必要なくらいクルマがよく壊れるの?
クルマが壊れない自信があり、また車検までしっかり整備させて頂くからこそ、保証延長をオススメします。生命保険が健康な方しか加入できないのと同じで、今後の万が一に備えるものです。
【疑問➁】
保証料金が高すぎない?
2年間のお値段です。1か月に換算すると微々たるものです。実際、2年間のうちに少し大きな故障が一度でも発生すると、保証料金以上になる場合が多いです。
【疑問➂】
あまり距離を乗らないから必要ないのでは?
確かに走行距離を多く乗られる方のほうが修理発生率も高くなることが多いです。ただ、短距離走行の繰り返し(1回の走行が8km以下)が多い場合は多走行と同様に「シビアコンディション」としてクルマにかかる負担が大きくなります。また、距離を乗らなくても年数が経つと共に徐々に不調になる確率は高くなります。
保証延長加入のタイミングはいつ?
保証延長が加入できるタイミングは新車購入時、初回車検時、2回目の車検時になります。
新車購入時と初回車検時は約15,000円前後、2回目の車検時は約50,000円前後のケースが多くなります。2回目の車検時は高く感じるかもしれませんが、クーラー修理等は8万円を超えることも珍しくないのですが、保証延長に加入していれば”無料”で修理ができます。1回の保証修理に限度額(100万ほど)はありますが、回数制限はありません。
全てが保証できるわけではありません
保証延長に加入したからといって、全ての部品が保証対象になるわけではありません。
基本的に対象となる部分がこちらです。
- ドアミラー
- パワーウインドウ
- オーディオ
- ナビゲーションシステム
- 電動サンルーフ
- リモコンドアロック
- その他、保証対象となる電装品
- エンジン関係
もちろん定期点検を受けていることが前提になります。消耗部品や故意にぶつけてしまって壊れたものは保証されません。
加入できない車両もある
そもそも加入できない車両もあります。例えば次のクルマは対象外になります。
- 違法改造車
- 著しい損傷及び補修の形跡があるもの
- 業務用として使用するもの
- 車検切れ経歴のある車両
- 既に壊れている部品がある
まとめ
保証延長は間違いなく”お得なプラン”で、ほとんどのディーラーに設定があります。
最大7年間の保証が受けられる(メーカーによって年数が異なる可能性もあるので要確認)ので安心してクルマに乗れます。
加入しないで後で故障が発生して後悔される方は少なくありません。実際、私のユーザーには満足頂いています。
気になる箇所を修理せずにほうっておくと他の部分へ悪影響を及ぼすこともあります。
快適なカーライフを送る為にも、保証延長は加入しておきましょう!