世界のトヨタ自動車11代目社長

トヨタ社長モリゾウとは、トヨタ自動車株式会社の第11代社長豊田章男さんのことです。

アメリカのビジネススクールにて経営学修士を得た後、アメリカの投資銀行を経て、トヨタ自動車に入社しています。

主に営業部門での役職を務め、カイゼン活動と称し販売部門の改革をおこないました。

情報通信技術も積極的に導入し、自動車の総合的な情報を発信する「GAZOO.com」というサイトを開設しています。

モータースポーツ競技名「モリゾウ」

そんな豊田章男さんですが、トヨタ自動車の社長の他に、ドライバーとしての顔も持っています。

ある日、トヨタの敏腕テストドライバーをしていた成瀬弘さんに言われた、「運転の基本も知らない人に口を出されることは迷惑」「テストドライバーは命をかけている」という主旨の言葉に打たれ、自動車会社の一員として、テストドライバーとしての指導を受けることになります。

そうして成瀬さんからドライバーとしての教えを受けているうちに、国際C級ライセンスを得るまでに至りました。

モータースポーツを車づくりの根幹であると捉え、積極的に競技に参加していますが、その競技時に使用する名前が「モリゾウ」です。

「モリゾウ」というネーミングは、2005年にトヨタ自動車の地元愛知県で開かれた愛・地球博のマスコットキャラクターのひとつであるモリゾーから取っています。

24時間の間にどれだけの距離を走れるかを競う「ニュルブルクリンク24時間レース」に複数回出場し、2014年にはクラス優勝も果たしています。

その他にもラリーに参加するなど、ドライバーとしての技術も高いレベルを保有しています。

テストドライビングにおいて本人もレクサスのマスタードライバーとして活躍するだけでなく、トヨタの社員にも運転を任せることに積極的です。

そして、100名以上の社員に様々な道路を体験させるために2014年から2020年までに五大陸を制覇するプロジェクトを開始させ、自身もドライブに参加しています。

木本壱成木本壱成

動画からはクルマ愛がたっぷり伝わってきます。