シートベルトの着用なしでは、SRSエアバッグが作動しても適切な効果を得ることができません。必ずシートベルトを締めましょう。

シートベルトは締めて正しい姿勢で


運転者は、顔や胸をハンドルに近づけすぎるとエアバッグが作動した場合、強い衝撃を受けて危険です。シートベルトを着用し、常に正しい姿勢で運転するようにしましょう。

エアバッグが開かないってどんな場合?

エアバッグは、変形や移動しない固定された壁に正面から約20~30km/h以上のスピードで衝突したとき程度の強い衝撃により作動するようにつくられています。この条件から外れた場合は作動しない可能性があるので、過信は禁物です。

エアバッグが作動しないケース

  • 衝突の方向がクルマの中心から外れたとき
  • ガードレールや壁に、ななめに衝突したとき
  • 電柱や立ち木などに衝突したとき
  • トラックの荷台の下へ、もぐりこんだとき
  • 追突されたとき
  • 横転や転覆したとき

こんなときでもエアバッグが開いてしまう場合がある

走行中にクルマの下部を激しくぶつけたときなど、クルマの損傷はそれほどでもないのにエアバッグが作動する場合があります。開いてしまった後は、自動車販売店や整備工場にクルマの状態を見てもらうことが重要です。

クルマの損傷は少ないのにエアバッグが作動してしまうケース

  • 縁石などに衝突したとき
  • 転落やジャンプしたときの着地時
  • 地面に強くぶつかったとき

エアバッグ格納部まわりに物は置かない

エアバッグは”SRS AIRBAG”と表示のあるダッシュボード内に格納されているので、そのまわりに芳香剤やスマホホルダーなどを置かないように注意してください。エアバッグが作動した場合、それらの物がはじけ飛んで危険です。