保険は定期的に見直したほうがいい

結論からいうと、自動車保険を見直すべきたった一つの理由は、「保険料を安くできる」ことです。年々、自動車保険の料金は増加傾向にあります。

ちょっとしたことで”安く”することが出来るのに、残念ながら保険更新の案内をする時、1番多いケースがこちらです。


木本壱成木本壱成

保険の更新時期が近づいてきました。更新しませんか?


客

わかりました。前回と同じ内容で更新してください。


木本壱成木本壱成

せっかくなので、保険内容を見直しませんか?


客

そのままでいいです。(面倒くさいし)。

ほんの2分~3分で見直せるケースも多い(細かく聞くと時間はかかります)のにも関わらず、面倒くさがってそのまま更新するユーザーも少なくありません。

まず最初に見直すべき項目はこの3つ

  • 運転者限定特約・・・運転者限定特約は、簡単にいうと運転する人を限定する特約になります。”本人・配偶者限定で約7%”となり、”家族限定の場合は約1%”の保険料が割引されます。
  • 運転者年齢条件特約・・・運転者年齢を限定することで保険料が割引されます。保険会社によって年齢条件が多少異なりますが、一般的に”21歳以上補償”、”26歳以上補償”、”35歳以上補償”に区分されます。もちろん”全年齢補償”は割引されません。
  • ゴールド免許割引・・・運転免許証の色がゴールド免許であれば、このゴールド免許割引が適用されます。割引率は”12%”もあります。結構、知らない人も多いのが、”契約(もしくは継続)した時の免許証の色が適用される”ということです。例えば、交通違反をしても、免許切り替えがまだまだ先で、現在所有している免許証の色がゴールドであった場合でも適用になります。

”自動車保険を初めて契約した時”と”今”では、ライフスタイルが変わっていませんか?

”自動車保険を初めて契約した時”と”今”では、ライフスタイルが変わっていると思います。

学生から社会人になって、結婚して、子どもが生まれて等、ライフスタイルが変わるのであれば、保険内容も変える必要があります。

ライフスタイルによって、今”必要な特約・必要ない特約”があるはずです。

できれば営業マンと直接会って話をしましょう

もし、時間に余裕があるのなら、”営業マンと直接会って話を聞く”といいでしょう。

”話を聞くだけでディーラーに行くのは迷惑じゃないか”と悩む人もいるかもしれません。でも、心配しないでください。

営業マンも正直、電話だとキチンと伝わっているのかどうか不安になります。もしもの時に”言った言わない”とトラブルになるくらいなら、キチンと対面して話をしたいと考えています。

直接会って話をするだけでトラブルを回避できるのであれば、営業マンとしては万々歳です。

他にもいろいろな割引があります。

    • ノンフリート多数割引・・・2台以上の自動車を持つことで利用できる割引です。”2台で3%割引”、”3台以上5台以下で4%割引”、”6台以上で6%の割引”になります。
    • 新車割引・・・新車時に適用される割引です。自家用乗用車と軽自動車でパーセンテージが異なります。
    • エコカー割引・・・契約した自動車が自家用乗用車の電気自動車、ハイブリッド自動車または圧縮天然ガス自動車などに”3%割引”が適用されます。
    • 福祉車両割引・・・車いす移動車などの福祉車両である場合に”3%割引”が適用されます。

*エコカー割引と福祉車両割引は重複できません。いずれの適用条件も満たす場合は福祉車両割引が適用されます。

ざっと考えただけで、これくらいたくさんの割引がでてきます。

まとめ

まとめると、良い意味で営業マンを利用して”自動車保険は定期的に見直すべき”ということです。確かに面倒くさいかもしれません。

しかし、自動車保険を見直すことで年間1万円以上変わってくる人もいます。この1万円で何ができるでしょうか?使い道はいろいろあるはずです。

安いガソリンスタンドを探して給油するよりも、自動車保険を見直したほうが絶対に経済的だと思いますよ。