4代目プリウスはここが変わった!

これまでのデザインを一新した4代目プリウス。国内での販売はモデルチェンジしても好調です。

今回は4代目プリウスモデルチェンジの内容を押さえていきたいと思います。

排気量:1.8L
価格:2,429,018円~
燃費消費率:40.8km/L
全長✕全幅✕全高(㎜):4,540✕1,760✕1,470~1,475
最小回転半径:5.1~5.4m

➀TNGAによるクルマづくり

4代目プリウスは、トヨタのクルマ作りにおける新コンセプト「TNGA(トヨタ・グローバル・アーキテクチャー)に基づいて開発された第一弾のクルマになります。

これによりプラットフォームも一新され、走り・安全・静粛性といった基本性能が向上しています。

*4代目プリウスはTNGAによって低重心化:従来荷室下にあったバッテリーを小型化し、リヤシートの下に配置。走行安定性を高めるため、低重心化を図っています。

➁4WDモデルの設定

プリウスとしては初めて4WDが採用されました。採用された電気式4WDシステム「E-Four」は、雪道などの滑りやすい路面で安定した走りをアシストします。

エスティマHVで用いられているものと同様にモーターで後輪を駆動させるシステムです。

➂目標燃費は40km/L

エンジン効率の向上や、モーター、バッテリーなどの小型・軽量・高効率化などにより、燃費40km/Lを目標としています。

➃先進安全装備「Toyota Safety Sense P」を搭載

ミリ波レーダー+単眼カメラを用いた先進安全装備。

主な機能は、プリクラッシュブレーキ、全車速追従クルコン、車線逸脱制御などとなります。

デバイスにミリ波レーダーを採用したことで、カローラなどに搭載されているCと比較してもプリクラッシュブレーキの作動・衝突回避の速度域が向上し、全車速追従クルコンにも対応しています。また、車線逸脱抑制(ステアリング制御)機能も採用しています。

先進安全技術機能新旧比較

Toyota Safety Sense C Toyota Safety Sense P
検知デバイス
レーザーレーダー+単眼カメラ
ミリ波レーダー+単眼カメラ
プリクラッシュブレーキ
車両のみ
車両+歩行者*1
追従クルーズコントロール

(全車速0~100km/h)
車線逸脱抑制制御
✕(アラームのみ)
発進&誤後進抑制制御
ハイビームアシスト

*1:作動は10km/hから(クリープ等の極低速域は作動しません)

次世代エコカー”プリウスPHV”も登場

排気量:1.8L PHV
価格:3,261,600円~
HV燃費:37.2km/L
EV走行距離:68.2km
全長✕全幅✕全高(㎜):4,540✕1,760✕1,470~1,475
最小回転半径:5.1~5.4m

  • ハイブリッド車と電気自動車を掛け合わせた究極なエコカー。
  • EV走行だけでなんと68.2km可能。
  • プラグインハイブリッド車なので家庭用コンセントでも充電できます。
  • 環境にも優しく、プリウスの上位モデルとなります。
木本壱成木本壱成

電池切れの心配がないので、近場から長距離まであらゆるシーンでも安心ですね。