雨の季節の快適カーライフ術を教えます

6月、季節は雨期をむかえます。

鮮やかな新緑や、雨に濡れる紫陽花が私たちの目を楽しませてくれますが、湿度が高く、蒸し暑くなってくるこの時期は、車内の臭いやガラスの曇りなど、他の季節ではあまり気にならなかったことが気になってくるときでもあります。

そこで今回は多彩な角度からこの季節を爽やかに過ごすコツを紹介したいと思います。

エアコンを使いこなして、いつも車内を気持ちよく

車室内を快適にするエアコン。

特に梅雨の時期はその機能を活用するシーンが多くなります。

このシーズンに遭遇しがちなさまざまなシーンごとに、エアコンを賢く使う方法を紹介していきます。

吹出し口の賢い使い方

• 左右の吹出し口：上半身全体を狙いやすくできています。
• 中央の吹出し口：上下方向を狙いやすくできています。

上半身だけでなく腰回りにも風を当てたいときは中央の吹出し口を下向きに向けるといいです。

雨に濡れて車内に入ったとき（濡れた衣服を早く乾かしたいとき）

空調が作動しているときに「A/C」ボタンを押してください。

乾いた風を出せるようになります。そのあと、お好みの吹出し口を選び、「MODE」ボタンを操作して乾かしたいところに風を当てます。

湿度が高く、車内が蒸し暑いとき

「AUTO」ボタンを押すのが最適です。それでも足りないときは「MAX A/C」ボタンを使うと便利です。”最大冷房モード”になり、除湿と冷房が最大になるように切り替わります。

フロントガラスの曇りを急いで除去したいとき

「DEF（デフロスター）」ボタンを押してください。曇り止めのマークのボタンです。

窓の曇りや霜をとるモードに切り替わります。

バッテリーに負荷をかけない、ECOなエアコンの使い方は？

「AUTO」ボタンを押して”FULL AUTO”にすると、エアコンが最も効率の良い運転状態を作り出すので、ECOなエアコンの使い方になります。

内気循環、外気導入の使い分けは？

通常は外気導入が基本です。

雨などが降っているとき、多人数で乗っているときなど窓が曇りやすい環境では外気導入にします。

内気循環は、夏に車室内が暑いとき、花粉が飛散する時期、トンネル内などで他車の排気ガスを入れたくないときなどに使用します。

内外切替スイッチは、スイッチを押すごとに内気循環と外気導入が交互に切り替わります。

内気循環のときにスイッチの表示灯が点灯します。

また、家庭用エアコン同様、設定温度を少し高めに設定するとよりECOな状態にできます。

車内をもっと爽やかに

梅雨の時期になると気になってくる車内の不快な臭い。

これを防ぐためには、日頃からマメに掃除機をかけるなど、できるだけ車内をキレイにしておくことが大切です。

さらに、雨の日に濡れてしまったフロアマットは晴れた日に干して乾燥させ、できるだけ車内に湿気を溜めないよう気を付けましょう。

それでも気になる頑固な臭いを取り除き、車内の空気をさらにキレイにする方法を紹介します。

車内の臭いをとりたい

梅雨時にエアコンスイッチを入れた直後に噴き出してくる嫌な臭い。原因はエアコン内部のカビや雑菌です。

エアコンの内部を消臭・抗菌して、この臭いを取り除きましょう。

「エバポレータークリーナー」はエアコンの冷気を造りだす装置、エバポレーターに付着したカビや雑菌をムース状の洗浄剤で落とします。

また、クルマの中に染み付いた不快な臭い。原因はお菓子やジュース等の食べこぼしやタバコやペットの臭いです。

これらの有機物による臭いを消臭して車内をリフレッシュするのが「車両用クレベリン」です。

車両用クレベリンは、消臭、除菌効果を持つクレベリン（二酸化塩素ガス）を専用機器を使って車内の隅々まで送り届け室内全体を除菌・消臭します。

車両用クレベリン

エバポレータークリーナー

車内の空気をキレイにしたい

カーエアコン用消臭抗菌剤「わさびd’air（デェール）」は、わさびの抗菌成分によって臭いの発生源となる微生物の働きを抑え、エアコンの空気を清浄化します。

バクテリアやカビはエアコン使用後（駐車中）ユニット内部が高温度になることにより繁殖しやすくなります。

わさびd’airを使用することにより、臭いの元となるバクテリアを1/100にすることができます。

エアコンフィルターに装着するものなので、フィルターと同時に交換しましょう。

そして、プラズマクラスターには、ウィルス、アレル物質、浮遊菌の作用を抑制し、車室内の空気を清潔に保つ効果や、タバコの臭いやカビ臭を分解・除去する効果、さらには水分子がお肌表面に付着し、お肌にツヤを与えるフェイスケア効果があります。

わさびd’air

車載用プラズマクラスターイオン発生器

まとめ

雨が多い季節であってもエアコンを用途に合わせて使ったり、カー用品を巧みに活用することで車内を快適に保つことができます。

ちょっとだけ手を加えるだけで爽やかな気分になれますよ。