エンジンオイルの点検・交換を自分でやってみる
エンジンオイルはガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどで交換してもらうものと相場が決まっているとお考えの人も多いものです。
もちろん自分で交換を行うためにはある程度の知識が必要ではあるものの、交換する費用が抑えられることや自分の愛車の調子がしっかりと見えるようになるというメリットもありますので、自分でのオイル交換をできるようにしておくのは大事なことです。
交換がちょっと難しいと思っている方は、まず最初に点検の方法について知っておくことだけでも、車のメンテナンスに関しての意識が変わってきますのでおすすめです。
点検の方法
エンジンオイルの点検方法はとても簡単ですので、知っておいて損はありません。
まずはボンネットを開けてエンジンルームの中を覗いてみましょう。
いろいろな部品がありますが、エンジンオイルはすぐに点検ができるようになっています。
エンジンルームの中に黄色いツマミの付いているオイル点検用のレベルゲージがありますので、それを引き抜いて色合いを見てみましょう。
新鮮なエンジンオイルは鮮やかな琥珀色をしていますが、使用期間が長くなったり交換後の走行距離が長くなったりすると、その色味がだんだんと黒ずんできます。
こげ茶色から黒っぽい色の場合にはかなり劣化が進んでいますので交換のサインとなります。
エンジンオイルの交換は、必ず指定のものを使用することが重要です。指定以外のオイルを使ってしまうとクルマの保証が通らなくなるケースもあります。
また、エンジンオイルには粘度がありますので確認しておきましょう。
交換するエンジンオイルを用意したら、キャップを外しておくと抜けが良くなります。
そのままジャッキアップをしてオイルパンを置き、車体下部にあるドレンボルトを外すと古いエンジンオイルが抜けていきます。
この時にドレンワッシャをダブルでつけてしまうとオイル漏れの原因となりますので、必ず使用後のワッシャは回収して新品のものと交換しておきましょう。
その後は周辺部分を拭き、新しいオイルを注ぎ込みます。きちんとキャップをして、試運転を行い完了です。
実はオイルの点検と交換は簡単なんです。