高く売るなら3年目と5年目がベスト
クルマを売却するベストなタイミングは、私の経験上3年目と5年目がオススメです。
これは、言い換えると初回車検時と2回目車検時がベストタイミングということになります。
なぜ、3年目と5年目がベストタイミングなのか?
買い取り査定や下取り査定をした場合、3年目と5年目の売値が高額になるケースが多いからです。
もし新車を割賦(クレジット)で購入したとして、残債のつり合いが取れるのがこのタイミングになります。2年目までに売却すると”クルマを手放した上に、手出しの料金が発生する”可能性があります。
余り知られてないのですが、クルマはナンバー登録をしただけで市場価値が7割になります。
例えば200万円のクルマを購入したら、ナンバー登録しただけで140万円の価値になってしまいます。
昨日までは200万円の価値があったクルマなのに、”たった1日”で60万も価値が下がり、140万でしか売却できなくなるって驚きですよね。
減価償却して市場価値のバランスが取れてくるのが3年目と5年目になるので、この時期が”損をしない”目安ということになります。
クルマの査定基本価格は10年でなくなる
だいたいのクルマの査定基本価格は10年でなくなります(輸入車だともっと早くなる可能性もあります)。
たとえどんなにクルマがキレイな状態で、走行距離がほとんど走っていなかったとしても”ゼロ”になります。
なぜなら中古車市場で最も重要視されるのは、やはり「年式」になるからです。
買取店側からすると、年式が古いクルマは売りづらくなります。たとえどんなにキレイで走行距離が少なくても、リスクを負ってまで高値で買い取りません。
ちなみに査定基本価格は「中古車査定基準」に基づいて算出しているので、これが”適正査定価格”になります。
いろいろなところで査定してみよう
せっかくクルマを売却するのなら、少しでも査定価格が高いほうがいいですよね。
査定ができる場所は一カ所だけではありません。自分にとって都合がいいところで売却しましょう。
車買取専門店で査定してみる
中古車査定基準に従うのは「車買取専門店」も同様です。しかも、高値で買い取ってくれるケースもあります。これは「車買取専門店」はディーラー等とは違い、中古車を販売するチャンネル(店舗など)を多く展開しているからです。
チャンネルが多いということは、もしスポーツカーや高級車など人気のある車種を”高く買い取ったとしても直ぐに売り切る”ことができます。
ディーラーで査定してみる
ディーラーでも気軽に査定してみましょう。最初で「クルマの購入はまだ先だけど、査定だけしてほしい」と伝えておけば、無理に売り付けられる心配もありません。査定だけで大丈夫なのか気になるかもしれませんが、特に営業マンは気にしてません。心配無用です。
ネットで一括査定を依頼してみる
ネットが普及して増えてきた査定方法です。簡単な入力をするだけで概算の査定を見積もることが出来ます。しかも、一括査定という名のとおり、一回で10~30社近くの買取業者から査定を受けることができるので時間の短縮にもなります。
まとめ
クルマを売却するタイミングは”初回車検と2回目の車検がベスト”で、査定はディーラー、車買取専門店、ネットの一括査定を全て受けましょう。査定を受けるのは”タダ”です。自分が納得できる金額を提示したところで売却してしまいましょう。
損をしたくないなら、まず行動することです。