愛車と長くつきあうためにも、日常点検・定期点検は欠かせません。メンテナンスノートの日常点検項目にしたがって、チェックもれがないよう、ひとつひとつ入念に調べてください。

長く使うことで摩耗・劣化する部品は確実に点検・整備する必要があります。その時は自動車販売店などに持って行きましょう。

エンジンルーム点検

ブレーキ液の量は

液面が「MIN」以下の状態で走行するとブレーキの効きが悪くなり、思わぬ事故につながるおそれがあるので、すみやかに自動車販売店などで点検を受けてください。

ウォッシャー液の量は

ウォッシャー液がなくなると、フロントガラスの汚れを落とすことができなくなり、前方の視界を確保できなくなるので、必ず補給してください。

冷却水(LLC)の量は

冷却水(LLC)の液面が「MIN」(下限)より低かったり、長期間交換しないで使用するとエンジンのオーバーヒートにつながるおそれがあるので、必ず補給または交換してください。

木本壱成木本壱成

置き忘れは車両火災の原因になるので、エンジンオイルの確認に使用した布などのエンジンルーム内への置き忘れに注意してください。

エンジンオイルの量と汚れは

エンジンオイルを長期間交換しないで使用したり、オイルの量が目盛りの『L』(下限)より低い状態で使用を続けていると、潤滑不良でエンジン破損を招き、火災が発生することがあるので、指定のオイルを補給または交換してください。

バッテリーの液量は

バッテリーの液量が「LOWER LEVEL」より低い状態で使用すると、バッテリーが上がったり破裂するおそれがあるので、必ず補給してください。

*メンテナンスフリーバッテリーは、補給の必要がありません。

木本壱成木本壱成

EV・HVの場合、オレンジ色の高電圧ケーブルや高電圧部品に触らないでください。点検・修理は必ず販売店に相談しましょう。