ニュルブルクリンク24時間レースやSUPER GTといったモータースポーツで、スバルと共に輝かしい実績を残してきたSTI。
そのモータースポーツに参戦している車両を作っているのと同じエンジニアが同じ情熱を持ってエアロパーツを開発しています。
「レース車」と「市販車」の開発は全く別のチームが行うという会社も多いなか、STIでは市販車向けのエアロパーツにも、世界での戦いから得た技術を余すことなく投入されています。
また、ポテンシャルの高いスバル車の性能を損なわないよう、様々な試験をはじめとする入念な検証も実地しています。
車両とパーツを同時に開発しているので、クルマの発売と同時にパーツを手に入れられるのもSTIならでは。
スバル車を知り尽くしたエンジニアたちが作り上げた”高機能ウェア”、それが、STIエアロパーツなんです。
もっと美しく、走りだしたくなるデザイン
ランニングなら吸水・速乾性、サイクリングならフィット性、アウトドアなら撥水性、というように、ウェア選びはそれぞれのシーンに応じて行うものです。
それが最近では機能性にプラスして、街中でも積極的に着たくなるようなおしゃれなデザインのものが増えていますよね。STIエアロパーツは、スバルのデザイナーとの共同開発なんです。
「ボディ」と「パーツ」のデザイナーが同じだから、クルマの世界観を壊すことなくよりスポーティでスマートなドレスアップを叶えてくれます。
走っている時はもちろん、佇まいすら”カッコイイ”。周囲とひと味違うクルマに変身させる、スポーツマインドあふれるエアロパーツは、モータースポーツ車両も開発するSTIだからこそ作れる「本物」のアイテムなんです。
空気を味方に、より走りやすく
強風の中を歩くと身体がフラついて、まっすぐ前へ進めない・・・。そんな経験はありませんか?
クルマの中でステアリングを握っているとあまり意識しませんが、実は一般道を30km/hで走っているクルマも、とても強い風の力を受けています。
エアロパーツは、クルマに装着することで、空気の流れを整えて、その抵抗を減らします。さらに、クルマを上から押さえる力を作り出し、走行安定性がアップ。よりラクに、肩の力を抜いて運転できます。
もっと遠くまで、出かけたくなる
走りが安定すると、クルマのフラつきが抑えられるので、修正舵(細かなステアリングの切り増し/切り戻し)が減り、運転による疲労が軽減されます。
また、揺れや振動が減るので、乗り心地が向上し、ドライバーだけでなく、同乗している全ての人が快適に過ごせます。さらに、クルマにかかっていた空気の抵抗が減ることで燃費も向上します。
乗る人すべてが長距離のドライブでも心地よく過ごせるので、目的地に着いた後のアクティビティも思いきり愉しめます。
STIエアロパーツ、その性能とは
なぜ、長距離ドライブで疲れてしまうのか。それは、ただクルマを走らせているつもりでも、道路の凹凸や横風の煽りを受けた際、ステアリングで細かく進路を修正しているからで、この無意識の動作によって少しずつ疲労が溜まっていきます。
ではSTIエアロパーツを装着すると、どうなるのでしょうか。STIが行った舗装の荒れた道路を直進する試験では、ステアリングを切る量が58%、ステアリングに必要な力が26%減少したという結果がでています。
これは装着による空気抵抗の減少と、上から押さえつける力の発生により、クルマの直進安定性が高まったためです。ステアリングを取られずに走れるので、余計な操作が減り、ドライバーの疲労が軽減されます。
さらに、上下と左右の振動が減少し乗り心地も向上するので、ドライバーだけではなく、同乗する人も快適にドライブを愉しめます。
STIエアロパーツは、スバル車の性能をより高い次元へと引き上げるパーツなんです。
大切なのは、クルマの機能を妨げないこと
近年のスバル車には、先進の機能を実現するため、様々な装備やセンサーが詰め込まれています。
STIでは、それらの機能を妨げないようにエアロパーツを開発。例えば、インプレッサに搭載されている「歩行者保護エアバッグ」。日常生活の中で想定される電柱や小動物、ゴムボールとの衝突など、歩行者以外との接触では作動しない特殊なセンサーが搭載されています。
STIエアロパーツなら、装着しても不必要な場面で作動することはなく、いざという時の展開スピードも非装着時と変わりません。
高い機能を持ったスバル車にも対応するエアロパーツの開発は、STIにしかできないことなんです。
エアロパーツの開発に欠かせない「風洞実験」
「風洞」とは人工的に強い風を発生させて、クルマが受ける空気の流れを研究する施設のことです。
STIでは、より正確なデータを取るために、実際の車両が入る風洞で実験を行っています。エアロパーツは、張り出しが10㎜違うだけでも性能が変化してしまうデリケートなものなんです。
風洞実験により空気の流れを可視化し、狙い通りの性能が発揮できているかを確認しながら調整を加えていくことで、より高い性能のパーツが開発できます。